中古車 OKUTOブログ

広島県三原市にある輸入車中心の中古車屋!! 店主はMINIが大好き。 中国陸運局認証工場ですので、整備や修理も受け付けております。 あなたの愛車をレストア(新車に近い状態に戻す)してみませんか? 車でお困りの際は、是非一度ご相談ください!

パサート 修理 の続き!

スパークに問題が無いとしたら、
燃料直噴の良く起こる故障原因はカーボン付着!

これは、トップエンジンクリーナー バルブに堆積した
カーボンを溶かしシリンダーに流して燃焼させるクリーナー
です。

エンジンを始動してインテークマニホールドに噴霧します。
これを2回繰り返しロードテストで息つきを確認!
残念、改善されません?
薬剤(内科療法)でダメなら、外科療法 インテークマニホールドを外します。

幸いにもインテークマニホールドが前側にあるので
外す事が出来ましたが、エンジンの種類によっては
インテークマニホールドが後ろ側にあるタイプは
シリンダーヘッドごと外す事になり大きな作業に
なります。
 
インテークバルブ6本全てにカーボンが堆積していました。

カーボン除去にはブラスターを使うのが早くて綺麗に
落とす事が出来るそうで、早速ブラスターに使う砂ではなく
クルミを砕いた物を注文しました。
「サンドブラスターは砂を吹き付け錆や塗装を剥がす為の
物ですが、クルミの殻を使うことで除去出来なかった殻が
シリンダーに入っても燃えてしまうのでシリンダーに傷が
付きません」
しかし考えが甘かった!
クルミを使うには専用のブラスターが必要!
サンドブラスターでは吹き付ける力が弱く
カーボンは落ちてくれません?
専用のブラスターは何と30万円、とても購入できません。
仕方なく手作業で少しずつ落として行きました。
でも、しんぼうしたかいがありエンジンは正常になりました。
何か吹き上がり加速も前より良くなった気がします。

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Repair Garden OKUTO
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男性

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